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弁護士法律相談 No 2041
相談者の情報
女性 35歳 派遣・パート 200万 日本
配偶者の情報
結婚 5 年 36歳 正社員 300万 日本
現在の悩み、状況について
離婚を考えるようになったのは夫の仕事が続かないの が主な原因です。まず結婚して10ヵ月後位に、職場の 人間関係を理由に退職、その後就いた仕事も4ヶ月程度 で会社ともめて退職しました。 その後は経験のない仕事を目指し2年間専門学校に通い、 昨年やっと再就職し1年が経ちますが、また職場の人間関 係を理由に辞めたいと言い出だしました。 最初に仕事(10年近く勤めていた)を辞めた時、結婚前か ら退職を考えていた観があり(結婚前は相談なし)、夫に 対し不信感が出てきましたが、何とか頑張ってもらおうと反 対しないで耐え相談にも乗ってきました。 が、もう信頼できなくなり、定職に就かない不安もあり離婚 を考えるようになりました。 加えて、生活態度がだらしない面があった為、私が口うるさ くなり性交渉も拒否してきたため、今年1月、逆ギレし離婚を 請求されました。 生活費を管理していた夫の預金通帳とキャッシュカードも気 づかない間に鞄から抜き取られ現在に至ります。 家賃・電気代など自動引き落としのものは夫の口座から引き 落とされるものの、食費や電話代などは私が支払っています。 もう離婚したいのですが、夫のほうが現在のアパート(賃貸) に住み続けたいと言ってますし家賃の額が私の収入では支 払えないので、私が出て行くしかありませんが、夫は賃貸契 約の初期費用30万円しか出せないと言っています。 生活に必要な電化製品も自分で買えと言われました。 貯蓄は夫の銀行口座に入れていて手元にほとんど残ってい ませんし、私の収入では引越し 費用もままなりません。 ただ夫の方は思い直し、離婚を思いとどまらせたいようです。 生活費も離婚を止めるなら渡すと、交換条件のようなことを 言っています。 夫にも言い分があり、私が弁当を作らないこと、性交渉を持 たないことに非があると責め、別れる者にお金は出せないと の言い分です。
理想的な状態
引越し費用と生活必需品の購入費用、慰謝料を請求して 離婚したいです。
回答
引越しの費用、家電の購入を含めて、当面の生活の初期 費用は、扶養的財産分与として請求できる可能性があり ます。ただし、相談内容をみる限り、相談者に慰謝料請求権 はなさそうです。話合いが成立しない場合、調停を申し立てることを検討して 下さい。調停まで起こすお気持ちがない場合、逆に、夫婦関 係の修復を考えた方がよいと思います。関係を修復するには、 性生活も大事ですが、口うるさくしないことが絶対条件です。 男性は、心の中で、尊敬や感謝を求めることが多いので、 褒めてコントロールすることを考えましょう。