弁護士法律相談 No 2124
相談者の情報 |
男性 |
32歳 |
正社員 |
240万 |
日本 |
配偶者の情報 |
結婚 6 年 |
30歳 |
正社員 |
300万 |
日本 |
現在の悩み、状況について |
半年ほど前から妻が浮気している。妻も認めている。
一度、夫婦で話し合った時、以前私に借金問題や風
俗、出会い系サイトでの遊び等の問題があり、その時
点から妻の私への信頼はなかったとのことだったが、
そのことと今の浮気とは関係ないとのこと。
妻側から、離婚を匂わせる発言もあったのだが(三か
月程前)それ以降はそういう話はなし。
その時は私に離婚の意思がなかったので、それ以上
の話はしなかったが、その話し合い以降も妻の浮気は
続いたため、妻と子供の留守中に家にチェーンロックを掛け追い出した。
現在妻と子供は妻の実家におり、家にも出入りさせて
いる半別居状態。
私としては、基本的に離婚は考えてないが、妻に浮気
相手と別れるつもりが無いのであれば、離婚もやむなしといったところ。
相談は、もし離婚となった場合、浮気相手の方に慰謝料を請求したいがそれは可能なのか。
また、親権は妻の方で構わないのだが、妻の方が収入
がある場合、養育費はどのくらい払わなければならない
のか。
現状、生活費は殆ど私の収入で賄っており、妻の収入
は子供の保険、保育園費、貯金、妻の小遣いとなっており、私の口座はほぼ0、対して妻の口座には100万
程の貯金。
これは財産分与の対象になるのか。
宜しくお願いします。 |
理想的な状態 |
離婚しないのが理想。
離婚の場合、妻の浮気相手への慰謝料の請求(100〜300万)
|
回答 |
離婚しないのが理想であれば、妻の浮気をどう乗り越
えていくのかが、まず課題です。
相談者の心の傷として、
容易に癒えないと思いますが、それをご自身でどう向きあうかです。
次に、妻が、本当に別れるのか、いわゆる
恋愛依存症として、それをどう治していくのか考える必要
があります。仕事をしていれば、今後も異性との出会いがあるので、妻自身が変わらないと、また誘いがあるはずですし、巧妙な相手に「落とされ」ます。
夫婦関係を修復するためには、相手が変わることを待って
はだめです。まず、ご自身が変わることです。相手を非難
しないこと、また、愛情を表現することです。
女性は、愛情を求めています。愛情はストレートな言葉だけでなく、日常の態度で自然に表現しましょう。
離婚する場合、浮気相手に慰謝料を請求できます。
養育費は、記載の年収を前提とすると、月額2〜4万円
(2人分)です。
妻名義の預金は、財産分与の対象として、50%
ずつにわけるのが原則です。 |