弁護士法律相談 No 0037
相談者の情報 |
男性 |
36歳 |
正社員 |
日本 |
配偶者の情報 |
結婚 6 年 |
31歳 |
働いていない |
日本 |
現在の悩み、状況について |
離婚時の合意書に基づき、養育費月額12万円の支払いを滞りなく支払っています。最近になって、私の両親にも娘に対する扶養義務があるはずだ、娘に対して私の両親が何もしないのはおかしい。
祖父母が扶養義務を全うしなければ私の面接交渉権を拒否すると言われています。面接交渉権については離婚字に合意書に毎月1回認めてもらっています。 |
理想的な状態 |
娘との面会の継続 |
回答 |
祖父母の孫に対する扶養義務は、相談者の理解で正しいと思います。
子どもに対する扶養義務は、第1次的に親が負います。したがって、祖父母の養育義務が現実化するのは、父親にも母親にも養育能力がない場合です。
また、面接交渉と養育費の支払いは別の問題です。
養育費を支払わないことを理由に面接交渉を拒否することはできません。
したがって、元妻の言い分は、二重に間違っています。
ご自身で説得して、理解を得られない場合、然るべき第三者に依頼するか、
家庭裁判所に親族関係調整の調停を申し立てるのがよいと思います。 |