弁護士法律相談 No 0157
相談者の情報 |
女性 |
41歳 |
派遣・パート |
日本 |
配偶者の情報 |
結婚 16年 |
40歳 |
正社員 |
日本 |
現在の悩み、状況について |
4年前に主人の不貞が発覚。その際には協議の結果、婚姻継続となった。その10ヵ月後に別の女性との不貞があり、逆に相手からの慰謝料を請求され支払った。
(その時も子供のことを考え、許した。)その後も、家に帰るのは1ヶ月に1,2回程度であったが、主人は職場に泊まっているといい、私ももう問い詰める気も起きなくなっていた。
最近になって、4年前の女性と未だに続いていること、6年前からの私に内緒の借金(事業に使用と言っているが、今までもウソをつかれ続けたので信用できない。
証拠をと言っても持ってこない。)があることがわかり、離婚を決意。現在話し合い中。開き直りの性格できちんと慰謝料、養育費が取れるか不安。相手の女性をかばうため、相手の女からの慰謝料がとれないのではないか不安。相手の分も自分に請求しろと口ではいうが、信用できない。 |
理想的な状態 |
親権については、私がもらうことで納得している。今までにも、変な開き直りや、逃げようとしたこともあり、慰謝料(まだ目算ですが、主人分500万、相手分200万)、養育費(こちらも目算:下の子が大学卒業までとして約1500万)については、借金をしてでも一括でもらいたい。金額的かつこのケースでの私の精神的苦痛を考えた時、相場とは合うだろうか?
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回答 |
相手方、相談者の年収が不明なので、経済的条件が妥当であるかは、判断できません。
ただし、慰謝料は、相談者のお考えになっている金額は、やや低額ですが、相場の範囲内であると思います。認められるかどうかはおいて、1000万円くらい要求してもよいと思います。
慰謝料は、相手方と不貞行為の相手女性からの二重取りはできません。
養育料の一括請求は、養育料の性質上、適切ではありません。養育費は、毎月支払うのが基本です。
支払いを確実にするためには、公正証書よりも調停の方が適切です。家庭裁判所による履行勧告の制度があるほか、家裁で相手方の言い分を聞いた上で条件を決めるため、任意に支払う可能性が高いからです。調停は、弁護士に依頼しなくとも申し立てることができます。
弁護士が必要な場合で、お心当たりの弁護士がなければ、私の事務所で相談・依頼を受けることも可能です。 |