弁護士法律相談 No 0196
相談者の情報 |
女性 |
39歳 |
派遣・パート |
日本 |
配偶者の情報 |
結婚 11年 |
43歳 |
正社員 |
日本 |
現在の悩み、状況について |
5年前より私の子供へのしつけ方を「虐待」と非難し、改善せよとの要求。この間児童相談所や家裁の家族関係調整調停にも関与してもらうが、虐待との判定は出ず。両親不仲の中で、子供は情緒不安定になり、私への八つ当たりが激しく、育児が大変になり、先月私が自殺未遂をした。夫は私が虐待したことを認めることが大前提で、別居でクールダウンするか、離婚すべきと主張。ただし子供は私に渡すつもりは一切ない。
|
理想的な状態 |
私が親権を獲得し、離婚が成立するか、または、私が虐待をしていなかったことを夫が認め、関係改善の努力をする。
|
回答 |
虐待や虐待の疑いがあれば、母親であっても、親権を取れない可能性があります。
自殺未遂も、相談者には不利な事情になり得ます。ただし、親権者指定の判断は、
総合的な判断なので、相談内容から見通しを立てることは困難です。
裁判は、弁護士の力量にも大きく左右されるので、離婚事件に慣れた弁護士を探すべきです。
また、夫が将来の裁判に備えて、近所の証言まで取っている状況では、夫婦関係を修復するのも難しそうに思えます。離婚の方向へ進むか、修復を目指すかは、親しい方にも相談されたほうがよいと思います。
|