無料法律相談回答ページ

弁護士法律相談 No 0198
相談者の情報
男性 43歳 正社員 日本
配偶者の情報
結婚  14年 42歳 派遣・パート 日本
現在の悩み、状況について
5年前に私から離婚調停を行ったが不調に終わり婚姻費用を決め別居し現在に至っています。現在、相手より差し押さえの仮処分が出されこれから離婚裁判になると考えられます。相手には既に代理人がおり、これから私がどのように対応すべきか悩んでいます
理想的な状態
当初は私に離婚の意志があったが、相手方が応じなかったため、離婚に関しては問題ありません。財産分与、慰謝料をできるだけ少なくすることが目標です。
回答
夫婦関係は、どちらか一方が悪いということは殆どなく、多くの場合、どちらにも婚姻破綻の原因があります。慰謝料は、婚姻破綻に対する寄与の割合や問題となっている行為(例えば不倫)の程度いかんによりますが、どのような問題であっても、それの捉え方により、評価が異なります。したがって、相場はあるものの、慰謝料については、対策のいかんにより、慰謝料額が全く異なります。 私の経験では、夫が不倫をして婚姻破綻に至った事例について、いろいろと工夫をし、結局、どっちもどっちということで慰謝料なしの判決となったものもあります(私は夫側)。
これに対し、財産分与は、別居時の婚姻財産から負債を控除したものを分与する制度で、慰謝料と比較すると、工夫の余地はあまり多くありません。しかし、法律上争いのある部分も多少はありますので、法律論いかんにより結論は変わる可能性があります。 これらの工夫、対策には、通常2〜4ヶ月かかります。
離婚訴訟の提起が間もなくであれば、すぐにでも対策を始めるべきです。 お心当たりの弁護士がいなければ、私の事務所にご連絡下さい。 アドレスは、 satsukih@xd5.so-net.ne.jp です。