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弁護士法律相談 No 0302
相談者の情報
男性 39歳 正社員 日本
配偶者の情報
結婚 5 年 32歳 派遣・パート 日本
現在の悩み、状況について
仕事をしたい等の自分本位の考えで以前より子育てに関して口論が幾度かありました。毎回喧嘩の度に和解し仕事に出る事も認めたばかりでした。しかし今回妻の浮気が発覚、これにより口論は激化。最終的には「逆に以前から性格の不一致で離婚を決意していた」と開き直られている状態です。親権も母有利という事を利用し考えている模様です。子供の将来を考えてももう一度家庭再建を目指して欲しく私自身は離婚や争いは極力したくありません。しかし妻は「完全に愛情が無くなった」と周囲にもらしている模様で再建は考えていないようです。一方的に離婚できるのでしょうか?
理想的な状態
現状維持。あるいは離婚に持ち込まれた場合は最低でも親権維持。
回答
相手方は、有責配偶者なので、直ちには離婚請求は認められません。 しかし、別居後長期間が経過すると、離婚が認められます。当面の離婚を阻止するためにも、浮気の証拠を確保しておく必要があると思います。探偵を使わなくても、浮気の証拠はいくらでもあります。例えば、浮気を認める相手方本人の会話を録音しておくとよいでしょう。(ただし、話し言葉は厳密ではないので、はっきりと認めさせた上、質問を重ねて、あとで否定されないようにしなければなりません) 仮に、相手方が家を出て行くとすると、法律手続では、これを阻止することはできません。 相談者もご指摘のとおり、親権は、母親が圧倒的に有利です。父親が親権をとるためには、子どもを連れて別居し、お子さんの養育実績を積むしかありません。