弁護士法律相談 No 0311
相談者の情報 |
女性 |
38歳 |
専業主婦 |
日本 |
配偶者の情報 |
結婚 9 年 |
36歳 |
自営業 |
日本 |
現在の悩み、状況について |
長男1歳の時浮気発覚。裁判。DNA鑑定で敗訴。3年前、フィリピンに仕事。現地で浮気。仕事しない。収入は賭け事。生活費滞る。何とか毎月10万を入れる。川崎でフィリピンの女性と同棲。今年6月末、別のフィリピン女性との間に子供をもうける。他に現地に3人の彼女をもつ。フィリピンに同行した友人が写真を確認。他の彼女にもあう。5月川崎のマンションに主人の友人が泊まり、詳細をおしえてもらう。主人は全部否定。友達に脅迫。証拠がないと開き直る。子育てには協力的でない。もう見切りをつけて前向きに考えていきたい。
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理想的な状態 |
現在の家は、主人の父の持ち物で、私たち家族の為に設計し新築してもらいました。離婚をし、今のまま家賃なしでこの家に住まわせてもらい、子供が留守番できるうちは、私が仕事に行っている間見ていてほしい。もしくは子供が安全に過ごせる環境があれば紹介していただき、家にだけ住まわしてもらいたい。
養育費が払えないなら、この家の家賃を振り込んでほしい。主人との生活は子供にも悪影響。 |
回答 |
まず、離婚後も現在の家に住み続けられるかですが、義父との契約内容しだいですね。特に契約書がないのであれば、使用貸借ですが、問題は、いつ契約が終了するかです。まずは、義父にご相談されてみてはいかがでしょうか。仮に義父がそのまま住み続けてよいといえば、そのまま住み続ければよいと思います。
ただし、義父が死亡すると相続人との間でトラブルになるので、使用貸借契約書
を作成したいところです。反対に義父が、離婚するならば明け渡して欲しいと
言うと、難しい問題になりますね。相談者が住み続ける権利がない一方、義父の
明渡請求が法律上成立するかどうかも一義的には決まりません。
相手方が無職無収入であれば、養育費の支払いを求めるのは、難しそうです。
裁判所にも収入を隠す方がいるので、その場合、潜在的稼働能力を認定し、
その認定にしたがって養育費を決定する例もありますが、裁判所にも収入を
隠すような人に対して、養育費の支払いを継続させるのは容易ではありません。
以上、たいへんな状況ですのが、頑張って下さい。
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