弁護士法律相談 No 2025
相談者の情報 |
女性 |
31歳 |
専業主婦 |
00万 |
日本 |
配偶者の情報 |
結婚 9 年 |
33歳 |
正社員 |
450万 |
日本 |
現在の悩み、状況について |
4人目の妊娠にあたり、主人とその親族の反対が強く、
中絶させられそうになる。
命に代わるものは存在しないため、当方は出産を強く
希望。
自分の誕生日に中絶手術となり、耐えきれずに病院か
ら逃げたことで離婚を要求される。
主人は「裏切られた」との思いが強く、3人の父親として
離婚ではなく違うかたちを望むが受け入れてもらえず、
今月中には離婚届を提出される。
3人の子どもの姓は主人の姓を名乗る手続きに承諾し
てくれているが、私と4人目の子どもについては拒否さ
れている。
そして、慰謝料、養育費などについても一切支払う意
思がない。
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理想的な状態 |
当方には愛情もあり、また、今いる3人の子どもたちの
ためにも父親の存在は必ず必要だと認識している。
6人でもう一度やり直したい。また、慰謝料等においては
現在は精神的に争う力が当方に残っていない。 |
回答 |
夫が離婚を求める理由がわかりませんが、相談者に
離婚理由(不貞など)がない場合、夫に離婚請求権が
ない可能性があります。
ただし、離婚請求権がなく、相談者が協議離婚に応じ
ないとしても、それだけで気持ちをつなぎとめられる訳
ではないので、婚姻関係の継続を希望するのであれば、
夫婦関係の修復に努力するべきです。一般的に、男性
は、子どもを育てたり、家事に熱心であるだけでは、妻
に感謝するとは限りません。男性は、敬意と感謝を求め
ると言われています。夫を、子どもたちの父としてではな
く、夫として大事に扱ってきたか、ご自身の言動を振り返
って検討してみてください。そして、非難や要求ではなく、
いたわりの言葉、感謝の言葉で、相手に接しましょう。
良い循環に入れば、相談者が頼まなくても、相手は、
相談者のことを考えて行動するようになるはずです。 |