弁護士法律相談 No 2116
相談者の情報 |
女性 |
36歳 |
正社員 |
500万 |
日本 |
配偶者の情報 |
結婚 3 年 |
36歳 |
正社員 |
600万 |
日本 |
現在の悩み、状況について |
ケンカから発展し、離婚すると言って相手が出て行った。
何度も復縁を求めたが相手は応じず、強く離婚を要求し
てきている。
相手の拒絶や暴言等は日に日に激しくなり、離婚もやむ
を得ないと考え始めた。
電話、メール、手紙を禁止されているため、財産分与の話
すらできない。
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理想的な状態 |
仕事の都合上、引越しを余儀なくされているが、修繕費が
発生する予定である。
また、家財の処分費、引越し費用等についても、一方的に
離婚を要求されていることから相手方負担としたい。 |
回答 |
離婚協議が難しいのであれば離婚調停を申し立てるしかあり
ません。
相談者にも定職、定収入があるので、家財の処分費、
引越し費用等の請求は難しそうです。婚姻期間中に増えた
財産の分配(財産分与)は、当該財産の名義にかかわらず、
50%ずつ分けるのが原則です。
相談内容からは、慰謝料が請求できる場合かどうか判断
できません。
離婚を要求されたこと自体は、慰謝料の対象と
なりません。ただし、調停までの段階であれば、慰謝料請求権
の有無と離れて、解決一時金を支払うことも少なくありません
ので、粘り強く交渉してみて下さい。 |