弁護士法律相談 No 2133
相談者の情報 |
女性 |
49歳 |
自営業 |
不明 万 |
日本 |
配偶者の情報 |
結婚 29 年 |
56歳 |
自営業 |
不明 万 |
日本 |
現在の悩み、状況について |
離婚は望んでいた。心配なのはお金だけ。夫の自営を手伝って
いるが、毎月3万円の生活費(光熱費除く)をもらうのみで、私の
給料、夫の給料がいくらかわかりません。
ただ10年ほど前から、ゴルフに旅行、最低週一行くようになり、
借金があるのに店は私に任せっきり。
どこにそんなお金があるのか甚だ疑問。
自営は飲食店で、私の
休みは水曜昼2時からの半日のみ。他の日は、朝6時から仕込
み、15時〜17時休憩、夜10時まで。離婚後の生活のためでき
るだけ多くお金をもらいたいが、慰謝料は請求できるのか。
財産分与は何がもらえるのか。
どのぐらいのお金がもらえるのか知りたい。家は結婚後に購入。
ローン返済済み。荷物を取りに来たり、風呂に入るために帰って
は来るが、家で寝ることはない。
店の事務所で寝泊まりしているのか、他に女がいるのかはわからないが、女がいた場合、もらえる金額は変わるのか。 |
理想的な状態 |
離婚後の生活があるので、もらえるだけもらえるお金がほしい。 |
回答 |
まず法律上、慰謝料は、相手方に明確な非がある場合に認められます。
不倫や暴力などです。したがって、相手方に不倫があれ
ば慰謝料を請求できることになります。しかし、実務上は、そのような
非がなくとも、離婚協議や離婚調停にて、男性が女性に慰謝料を
支払うことが少なくありません。
財産分与は、婚姻後増加した財産を分ける制度です。共働きの夫婦
の場合、50%ずつ分けることになります。したがって、自宅や預金は
半分ずつになります。
年金分割は、厚生年金の場合の制度なので、相談者の場合、あては
まりません。
お店の借金は、金融機関からのものでしょうか。保証契約
は、当該金融機関との間の契約なので、その金融機関が認めなければ、
保証債務はなくなりません。
保証人の交替を認めてくれるかどうか、
当該金融機関にお問合せ下さい。
より具体的な見通しは、メール相談では難しいと思います。
私の事務所
に相談にみえる場合、
mail@satsukilaw.com
へご連絡下さい。 |