弁護士法律相談 No 2234
相談者の情報 |
女性 |
34歳 |
専業主婦 |
0万 |
日本 |
配偶者の情報 |
結婚 2 年 |
33歳 |
正社員 |
300万 |
日本 |
現在の悩み、状況について |
私は、一度目の結婚で10年目に離婚をしました。毎晩の泥酔、度重なる罵り、収入も安定せず、夜のバイトを始め、私が浮気をしました。三人の子どもがいましたが、親権を取ることができず一人で家を出ました。
そして2年後、妊娠をきっかけに二度目の結婚をしました。現在1歳8ヶ月の娘がひとりいます。
今の主人は出産をきっかけに態度が180度変わり、家事、育児、私のすることなすことに文句を言うようになり、今では毎日見下され罵られ、ひどい時には暴力も振るうようになりました。精神的にも参ってしまい、市役所に相談をして保護されたこともあります。しかし娘に対してはとても子煩悩で、過保護すぎるほどかわいがり、娘が転んでけがでもしようものなら、尋常ではないほど責められます。いつも「娘を置いて出て行け」「出来損ないの役立たず」と言われ、私の存在自体全否定されます。
私自身では、私なりに家事も育児も人並みに頑張っているつもりです。
私は過去の離婚で子どもを手放しているので、主人は「お前に親権が取れるわけがないし、育てていけるわけがない」と言います。そう言われ続け離婚に踏み切ることが出来ません。
罵られ続け、自分に自身も勇気もなくなってしまいました。本当にそうなのでしょうか?
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理想的な状態 |
まだきっと私が主人に気持ちが残っているので、主人の罵り、暴力が
治るのが一番の結果ですが、そう簡単にはいかないと思うので、それ
ができないなら、親権をとっての円満離婚ができればと思います。
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回答 |
親権については、女性が圧倒的に有利です。したがって、親権、監護権について、譲る必要は一切ありません。
次に、夫婦関係を修復したいという気持ちが強いのであれば、ご自身を見つめなおしてみて下さい。
女性の中には、妊娠、出産を機に男性に対する態度が変わる方がいます。それまで大事に扱っていた夫を粗末に扱うようになり、出産、子育てが優先となります。
男性の中には、女性のこのような態度の変化を許せないと感じる方もいます。
また、男性は仕事に、女性は家事に専念していれば、そのことにより夫婦関係がうまくいくはず、文句を言われる筋合いはないと考える方もいます。しかし、それぞれの役割分担をこなしていることと、夫婦関係を円満に維持することは全く違うことです。
円満に維持するためには、そのための努力が必要です。
男性は、敬意や感謝を求めていることが多いので、日常の生活の
なかに、感謝やいたわりの気持ちや言葉をとりいれて下さい。また、性生活がないようなので、工夫をしたほうがよさそうです。 |