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弁護士法律相談 No 2236
相談者の情報
女性 44歳 派遣・パート 130万 日本
配偶者の情報
結婚 16 年 44歳 正社員 700万 日本
現在の悩み、状況について
マンション購入1回目の時は、1/2づつローン返済を約5年間し、買換え後はローンの1/3を私が返済しています。 私の親からは初回200万円の現金資金援助があり、買換え時にも200万円の現金資金援助がありました。
その後100万は私のボーナスで繰り上げ返済を主人の多いローンへしました。結婚当初から約10年間は私の方が手取り収入が多かったため家計費負担も私の方が多く出しており、家事全部を全て私がになっていました。
2008年6月に私が16年間働いた職場を退職後、主人の扶養にしてほしいといったら断られ自分で年金保険関係の支払いをしています。16年間一度も家計費とか食費とかを入れてくれたことがありません。
何も要らないから離婚だけしてほしいと思い家具も一切置いて自分の寝てた寝具 だけ持って今年1月に家を出ました。
しかしこれまでの多大なる貢献を思えば、せめて今の生活が軌道に乗るまでの資金として金銭的な要求をしたいと思うようになりました。いくらぐらい請求できるのでしょうか? 
理想的な状態
親が負担してくれた金額の半分150万円と私が支払ってきた買換え後の ローンの分約300万円(約8万/月x40ヶ月分)合計450万円。  
回答
ローンについて、今で支払っていた分の返還を求めるのは難しいと思います。
財産分与として、(マンションの時価−ローン残高)+夫名義、妻名義の預金等が分与の対象となります。
相続や贈与で得た財産、婚姻前からの財産は対象外です。
上記の婚姻財産の50%が相談者の取得分です。次に慰謝料を請求できる事案かどうか、相談内容からは判断できませんが、仮に慰謝料を請求するとしたら、500〜800万円が目安だと思います。
まずは話合いです。そして話合いが成立しない場合、調停を検討して下さい。
弁護士が必要であればご連絡下さい。 アドレスは、 mail@satsukilaw.com です。