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相談者の情報 | ||||
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女性 | 61歳 | 専業主婦 | 8万 | 日本 |
配偶者の情報 | ||||
結婚 33 年 | 63歳 | 働いていない | 280万 | 日本 |
現在の悩み、状況について | ||||
先月より別居。
相手は介護認定5を受けている。 介護認定を受けてから別居まで寝たきりで 全ての世話を24時間させられてきた。 別居した後、相手は車椅子で出歩き、周囲も驚きで絶句している状態。 別居(家を出る)時、預金と生活費を入れていた通帳・はんこを持って出ました。 専業主婦を強要されていた事から生活費や預金も全て相手名義の通帳です。 相手は自分が稼いだ金という意識が強く、また浪費癖も強い。 同居していた時は、家事の全てと相手の介護を行ってきたので私自身の名義 の生活費はありません。 相手は、自分名義の口座を止め、引き下ろせなくしました。 慰謝料や、財産分与は請求するつもりだが、それまでの生活費の確保の仕方 (相手名義の通帳から引き下ろせるか)と財産の保護の仕方を教えて下さい。 (先日家裁に協議離婚申し立てをしました。相手は離婚を拒絶しています。) |
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理想的な状態 | ||||
1日も早い離婚・財産分与をして縁を切りたい。 出来るだけ早く裁判に持って 行き、決着を付けたい。 婚姻生活の33年間、殴る蹴るの暴力を受けてきたが子供のために我慢してきた。 生活費も最低限以下しか渡さず、結婚前にためていた私自身の貯金を食いつぶ して生き延びてきた。それまでの慰謝料も「一般的な離婚時の相場」の金額で なく、出来るだけ取りたい。 |
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回答 | ||||
まず、財産分与は、50%ずつに分けることを主張しましょう。
年金も50%ずつの分割にして貰いましょう。 慰謝料は、婚姻年数からは、1000万円を越える金額でもよいと思います。 ただし、実務的には、慰謝料が1000万円を越えることは稀です。 生活費の引出しですが、預金が相手名義である以上、裁判所 の命令がなければ、どうにもなりません。 財産分与、慰謝料等の権利を保全するためには、裁判所による 仮差押命令が一般的です。 仮差押が可能な事案かどうかは、相談 内容からは判断できません。 その点の判断が必要であれば、 お近くの法テラスにて相談をしてみて下さい。 |