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弁護士法律相談 No 2324
相談者の情報
男性 36歳 正社員 500万 日本
配偶者の情報
結婚 4 年 26歳 専業主婦 100万 日本
現在の悩み、状況について
今年の4月頃、妻が私の借金、浪費、セックスレスを原因に別居・離婚を要求してきました。しかしその後妻が浮気を隠している事がわかり直接的な原因はそこだとわかりました。
私も離婚は考えていなかったのでセックスレスは関係が修復しないと解決できませんが、借金に関しては最近のおまとめローンなどを利用し7年間で完済をするめどがたちました。妻も浮気相手と別れたようですが離婚という意思は変わらないようです。
特に問題となっているのは子供の親権で当初離婚カウンセラーとの面談を行い私に親権を預けるという形で一時はまとまりましたが、相手方のご両親の反対もあり、調停に持ち込むという返答でした。ちなみに妻は躁うつ病という持病を持ち、精神的に落ち着いていないときは自ら手首を切るリストカッターの症状や子供にあたる事実があります。
この持病も妻の幼少時父親からの虐待により発病してしまったことも聞いております。
理想的な状態
離婚は子供のことも考えどんな手段を使っても回避したいと思っております。法的なことはわかりませんが今回のケースは有責配偶者からの離婚請求に当たらないのでしょうか?
回答
ご指摘のとおり、有責配偶者には原則として離婚請求権はありません。したがって、相談者が同意しない限り、原則として、離婚は成立しません。
しかし、法的手続きでは離婚成立を阻止できでも、夫婦関係の修復を得ることはできません。修復には双方の努力が必要ですが、別居したままの状態では、修復そのものが無理だと思います。離婚の場合、親権については母親有利、子どもとの同居親有利ですが、現状では、お子さんはどちらと同居しているのでしょうか。相手方と同居しているのであれば、相談者が親権を取るのは無理でしょう。少しでも有利な面接交渉の条件の獲得を目指すほうが現実的かもしれません。