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弁護士法律相談 No 2329
相談者の情報
女性

48歳

派遣・パート 250万 日本
配偶者の情報
結婚 6 年 58歳 正社員 700万 日本
現在の悩み、状況について
夫から離婚を要求されている。もともと私が仕事や交友関係を優先し、夫をないがしろにしている、と不満はあった事は認識している。今年に入って2度程、友人と行った旅行に私の知人男性も合流していた事実を夫が知り、W信用できなくなったから離婚したい”と言われている。
夫はその旅行中に私と男性が二人で写っている写真を8月の中旬頃見つけた。私とその男性には断じて肉体関係はないが、普段から仲の良い間柄、ということは夫も知っていたので不貞を疑っている模様。
写真を見たその日に離婚を切り出され、話し合いも拒否されている。同居はしているが生活費に使う夫婦共有名義の口座の使用を禁じられ、食事も私が用意するものは一切口にしない。電話にも出ず話しかけても殆ど無視されている。
掃除洗濯は今でも私がしている。夫は米国政府職員で現在、米軍基地内に居住している為、家賃、光熱費など一切無料。アメリカのネバダ州に2年前に購入した夫婦共有名義の不動産があり、そのローンは夫の収入から払っている。子供は成人しアメリカ在住。日本の家裁に離婚調停を申し立てられ9月30日が第一回調停予定。
理想的な状態
夫の信頼を裏切った軽率な行為は心から反省している。やり直したい。
回答
相談者に不倫がない場合、日本法では、この事案では、離婚請求権がなさそうです。したがって、相談者が納得できる条件でなければ、離婚に同意しないのがよいと思います。
アメリカに離婚(婚姻解消)の裁判管轄があるかどうかは疑問ですが、双方同意の上であれば、裁判手続きを進めることができます。経済的条件は、一般的には、アメリカで行ったほうが相談者に有利である可能性があります。この点は、アメリカの弁護士に確認して下さい。