弁護士法律相談 No 2381
相談者の情報 |
女性 |
33歳
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正社員 |
460万 |
日本 |
配偶者の情報 |
結婚 2 年 |
39歳 |
正社員 |
220万 |
日本 |
現在の悩み、状況について |
性格・価値観の不一致に悩み続け、頻繁に衝突していた。加えて、2人で決めた同居のルールも彼は守らない事があり、婚姻生活が苦痛でしかなくっていった。彼も私といるのがしんどいと言う。 最後の衝突から家庭内別居状態になり、仕事だと言いながら彼は深夜に帰宅するようになり、私も不眠・精神的不安定になり彼に実家へ帰ると断りをいれてから帰るようになった。彼にメールをしても返事が来ることもなくなり8か月前より実家へ戻っている。実家へ戻ってから彼から1度も電話・メールの連絡もなく会いにくることもなかった。 別居4か月目から話し合いをするが、歩み寄りもなく私から離婚を言ったが、先日300万、彼の今後の生活保障とゆう名目で請求された。自分は何も悪くないと言い張るが、お互い不貞行為もない状態で私が離婚を言い出したからと、私が一方的に悪いということでそんな大金を支払わなければならないのか知りたいです。
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理想的な状態 |
協議離婚というかたちで、財産を分配したい。最悪、貯金や家電(私が嫁入りの際、すべて用意した。結納金はなかった)を渡してもいいかと思う。
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回答 |
離婚慰謝料は、離婚につき有責である配偶者が他方に支払います。不倫や家庭内暴力等どちらかが一方的に悪い場合、その当事者を有責と呼びます。 ご相談内容をみる限り、相互に慰謝料なしでの解決が妥当であると思います。次に財産分与は、婚姻期間中に増加した財産を分ける制度です。いわゆる嫁入り道具は、それを用意した側が引き上げるのが通常でしょう。 なお、専業主婦に対して、将来の自立支援(扶養的財産分与と呼びます)をすることはありますが、本件では、両当事者ともに正社員なので、自立支援も不要です。
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