家族の存在(Ⅰ)
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essay/satomi
1番下の子が最後に家の玄関を出る。
「いってらっしゃい」笑顔で手を振って送り出す。
そのときの開放感が1番嬉しい・・・。
そんなことを思う母親がいます。
そう思わせる家族ってなんでしょうか?
できる限りのことをして家を出る。
1度出てしまえば、しなければならない、しておいた方がいい、それが今、目の前にはとりあえずない。
そのときの開放感が1番嬉しい・・・。
そんなことを思う嫁がいます。
そう思わせる家族ってなんでしょうか?
買い物に出かけない、ことを決める。
冷蔵庫の中のありあわせで夕食を作ればいい。
そのときの開放感が1番嬉しい・・・。
そんなことを思う妻がいます。
そう思わせる家族ってなんでしょうか?
母、妻、嫁・・・主婦。社会から、家族から、その役割を背負わされます。いいえ、むしろ、自分自身をその役割にしばり付けています。それは、わかっています。けれど、しんどいけれど、放棄するわけにはいかない、放棄することはできない。いえ、本当は、放棄してもかまわないけれど、結局も誰もしない、あとから倍になってかえってくることはわかっている・・・そのことに耐えられる自分ではない・・・だけです。これ、結構多い主婦の感覚です。主婦だからといって、家事が得意なわけではありません。母親だからといって、子どもが好きなわけではありません。嫁だからといって、夫の親を看ようと、と思うわけではありません。妻だからといって、夫の都合に合わせて生活をするわけではありません。家族の思い込みです。家族は誤解しています。かなり無理をしている女性は多いです。もう少し、考えてくれてもいいのではないかと、そう思います。もう少し、心にとめてくれてもいいのではないかと、そう思います。
「いってらっしゃい」笑顔で手を振って送り出す。
そのときの開放感が1番嬉しい・・・。
そんなことを思う母親がいます。
そう思わせる家族ってなんでしょうか?
できる限りのことをして家を出る。
1度出てしまえば、しなければならない、しておいた方がいい、それが今、目の前にはとりあえずない。
そのときの開放感が1番嬉しい・・・。
そんなことを思う嫁がいます。
そう思わせる家族ってなんでしょうか?
買い物に出かけない、ことを決める。
冷蔵庫の中のありあわせで夕食を作ればいい。
そのときの開放感が1番嬉しい・・・。
そんなことを思う妻がいます。
そう思わせる家族ってなんでしょうか?
母、妻、嫁・・・主婦。社会から、家族から、その役割を背負わされます。いいえ、むしろ、自分自身をその役割にしばり付けています。それは、わかっています。けれど、しんどいけれど、放棄するわけにはいかない、放棄することはできない。いえ、本当は、放棄してもかまわないけれど、結局も誰もしない、あとから倍になってかえってくることはわかっている・・・そのことに耐えられる自分ではない・・・だけです。これ、結構多い主婦の感覚です。主婦だからといって、家事が得意なわけではありません。母親だからといって、子どもが好きなわけではありません。嫁だからといって、夫の親を看ようと、と思うわけではありません。妻だからといって、夫の都合に合わせて生活をするわけではありません。家族の思い込みです。家族は誤解しています。かなり無理をしている女性は多いです。もう少し、考えてくれてもいいのではないかと、そう思います。もう少し、心にとめてくれてもいいのではないかと、そう思います。