弥生3月雛祭り 2006.3.3
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essay/satomi
今日は雛祭りですね。お雛様を飾りましたか?
お雛様の並びが、京都(関西)と関東では違うのを知っていますか?
京都では今でも日本古来の「左上座」、つまり左に座る人のほうが位が高いということで、左側に男性が座るという考え方に習い、向かって右に男雛が、左に女雛がおかれているのが主流です。
これに対し、関東では男雛が向かって左に、女雛が向かって右になっています。これは昭和天皇の即位の時に、洋装の天皇陛下が皇后陛下の向かって左に立ったことに合わせたものだそうで、今ではこちらが全国的には主流になっているようです。
幼い頃からどのように習い、お雛様を並べていましたか?
昭和天皇の即位の形態をきっかけに、庶民の文化や慣らいが変わってしまう、ということにとても驚きました。いつの時代も皇室は庶民には大きな影響を与えていたのですね。
でも、逆に社会の世のあり方によって、皇室も変わらざるを得ないようですね。
先月の紀子さんの御懐妊のニュースは驚きました。単純にとても驚きました。3人の子どもを望むならポンポンポンと産んじゃうぞ!とか、上のふたりの娘さんたちもやっと少し手が離れて、せっかく楽になったところだろうに!とか、40歳の出産のリスクとか、40歳・・・子どもが20歳で自分は60歳か・・・とか、すみません。すごく庶民的感覚で驚きました。一女性の妊娠であって、そうではない妊娠なのでしょうね。国会の審議を変えてしまい、性別判定をするとかしないとか週刊誌に書かれ、女系天皇も聞けば「女の人だっていいじゃん」などといった簡単なものではないようです。無事に元気に産まれてきてくれたら、と願う思いに違いはないと思いますが、自分の妊娠が、国民の政治の注目を受けているというのは、大変なことだと思います。にも関わらず、変わらぬ様子で、穏やかに笑顔を見せる紀子さんに心からすごい女性だと感じています。「産む」「産まない」は女性の権利です。その選択を誰にも責められてはいけない女性の「命」に関わる権利です。誰もが大切に考えて欲しいと願っています。
お雛様の並びが、京都(関西)と関東では違うのを知っていますか?
京都では今でも日本古来の「左上座」、つまり左に座る人のほうが位が高いということで、左側に男性が座るという考え方に習い、向かって右に男雛が、左に女雛がおかれているのが主流です。
これに対し、関東では男雛が向かって左に、女雛が向かって右になっています。これは昭和天皇の即位の時に、洋装の天皇陛下が皇后陛下の向かって左に立ったことに合わせたものだそうで、今ではこちらが全国的には主流になっているようです。
幼い頃からどのように習い、お雛様を並べていましたか?
昭和天皇の即位の形態をきっかけに、庶民の文化や慣らいが変わってしまう、ということにとても驚きました。いつの時代も皇室は庶民には大きな影響を与えていたのですね。
でも、逆に社会の世のあり方によって、皇室も変わらざるを得ないようですね。
先月の紀子さんの御懐妊のニュースは驚きました。単純にとても驚きました。3人の子どもを望むならポンポンポンと産んじゃうぞ!とか、上のふたりの娘さんたちもやっと少し手が離れて、せっかく楽になったところだろうに!とか、40歳の出産のリスクとか、40歳・・・子どもが20歳で自分は60歳か・・・とか、すみません。すごく庶民的感覚で驚きました。一女性の妊娠であって、そうではない妊娠なのでしょうね。国会の審議を変えてしまい、性別判定をするとかしないとか週刊誌に書かれ、女系天皇も聞けば「女の人だっていいじゃん」などといった簡単なものではないようです。無事に元気に産まれてきてくれたら、と願う思いに違いはないと思いますが、自分の妊娠が、国民の政治の注目を受けているというのは、大変なことだと思います。にも関わらず、変わらぬ様子で、穏やかに笑顔を見せる紀子さんに心からすごい女性だと感じています。「産む」「産まない」は女性の権利です。その選択を誰にも責められてはいけない女性の「命」に関わる権利です。誰もが大切に考えて欲しいと願っています。