「男女間における暴力に関する調査」(内閣府)の結果を読み解くと
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結婚したことがある女性の33.2%が、夫から身体的な暴行や精神的嫌がらせ、性的行為の強要のいずれかを受けたことがあり、繰り返し被害を受けた女性は10.6%にのぼるという調査結果が内閣府より発表されました。(調査は2005年11月から12月、全国の20歳以上の男女4500人を対象に実施。回答率64.2%)
夫から妻への被害のうち、殴る蹴るなどの「身体的な暴行」を経験した女性は26.7%で、内5・8%は何度も暴行を受けています。また、人格を否定するような暴言や交友関係を細かく監視するような「精神的な嫌がらせ・脅迫」を受けた女性は16.1%。無理やり性的行為を強要されたとした女性は15.2%ということです。
夫から被害を受けた後、
夫と「別れた」女性は4・7%にとどまり、
「別れたいが別れなかった」と答えた女性は43・2%もいたということです。
別れなかった理由としては「経済的な不安があったから」が3割弱を占めているそうです。
ならば、残り、7割強の別れない理由は?
「父親は必要」とか「世間体」とか「私さえ我慢すればいい」とか・・・でしょうか。
「別れた」4.7%と「別れなかった」43.2%。
ならば、あとの52.1%の人はどうしたのでしょうか?
結婚に至らなかった交際相手の男性から10・20歳代の時なんらかの被害、いわゆる「デートDV」といわれるものを受けた女性は13・5%で、その後、約半数がその交際相手と「別れた」と答えているそうです。ならば、約半数は別れない。ということです。理由は、わかりません。結婚後の暴力は33.2%結婚前の暴力は13.5%単純に比較はできませんが・・・結婚後に暴力が増えるのでしょうか?数字をどのように読み解き、理解し、考えるか、それはとても大切なことだと思います。「コップに水が半分もある」「コップに水が半分しかない」など人によってとらえ方はいろいろです。「コップの半分は空」というとらえ方もできます。何を見るか、どこを見るか、同じ数字を見ても、いろいろな考え方ができます。いろいろなものが見えてきます。ひとつの価値観だけで自分を照らし合わせると、辛いときがあります。少しだけでも違う価値観に照らし合わせると、楽になれることもあるかもしれません。情報を受け取ったとき、ちょっと「あまのじゃく」になることは大切かもしれません。
夫から妻への被害のうち、殴る蹴るなどの「身体的な暴行」を経験した女性は26.7%で、内5・8%は何度も暴行を受けています。また、人格を否定するような暴言や交友関係を細かく監視するような「精神的な嫌がらせ・脅迫」を受けた女性は16.1%。無理やり性的行為を強要されたとした女性は15.2%ということです。
夫から被害を受けた後、
夫と「別れた」女性は4・7%にとどまり、
「別れたいが別れなかった」と答えた女性は43・2%もいたということです。
別れなかった理由としては「経済的な不安があったから」が3割弱を占めているそうです。
ならば、残り、7割強の別れない理由は?
「父親は必要」とか「世間体」とか「私さえ我慢すればいい」とか・・・でしょうか。
「別れた」4.7%と「別れなかった」43.2%。
ならば、あとの52.1%の人はどうしたのでしょうか?
結婚に至らなかった交際相手の男性から10・20歳代の時なんらかの被害、いわゆる「デートDV」といわれるものを受けた女性は13・5%で、その後、約半数がその交際相手と「別れた」と答えているそうです。ならば、約半数は別れない。ということです。理由は、わかりません。結婚後の暴力は33.2%結婚前の暴力は13.5%単純に比較はできませんが・・・結婚後に暴力が増えるのでしょうか?数字をどのように読み解き、理解し、考えるか、それはとても大切なことだと思います。「コップに水が半分もある」「コップに水が半分しかない」など人によってとらえ方はいろいろです。「コップの半分は空」というとらえ方もできます。何を見るか、どこを見るか、同じ数字を見ても、いろいろな考え方ができます。いろいろなものが見えてきます。ひとつの価値観だけで自分を照らし合わせると、辛いときがあります。少しだけでも違う価値観に照らし合わせると、楽になれることもあるかもしれません。情報を受け取ったとき、ちょっと「あまのじゃく」になることは大切かもしれません。