別れを悟られないように
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内閣府が9日、10~20代の若い世代での恋人間の暴力(デートDV)に関するインターネット調査の結果を発表しました。
男女とも回答を得たうちの50%が交際相手から肉体的・精神的な暴力を受けた経験があると答えているそうです。
デートDVは、配偶者や内縁関係者の暴力を規制するDV防止法が適用されないため、その対策が難しいものと言われています。
と、言うよりも、それ以前に、交際中はそこで起こる暴力に対する認識や相手を傷つけているという意識がとても低いように思います。ひどい暴力に対してすら、犯罪意識が低いかもしれません。
デートDVの状況を友だちに相談をしたという人が55.5%(複数回答)いたそうですが、42.7%は誰にも相談していないとか。
恐怖や危険と同じくらいに、戸惑いとか、そのことを理解できない、そんな状況でもあるかもしれません。
暴力を受けている、と感じていない、感じられない、感じたくない状態とでもいうのでしょうか。
デートDVの内容は携帯に絡んだものが多く、「電話に出なかったり、メールにすぐ返信しないと怒られた」、「着信・発信履歴を勝手に見られた」、「1日に何度も行動を報告するよう命じられた」などや、「行動を制限される」、「言葉で嫌な思いをさせられる」などで、男性では「機嫌が急に悪くなったり、優しくなる相手にいつも気を使わされる」というのも多かったようです。
相手を束縛するようなことが多いように思います。
ときに、交際中はそれを「愛されているから」と勘違いします。
男性が「機嫌が急に悪くなったり、優しくなる相手にいつも気を使わされる」と感じている交際中。「わがまま」は「可愛い」と同じではありません。「何でも言うことを聞いてくれる」ことは「相手が無理をしているかもしれない。我慢しているのかもしれない」ことです。
だから、この男性感覚が「いい加減にしろ」となったとき、暴力が起こります。
そして、心配なこと。「恋人が自分勝手な行動を取ると不愉快」と感じる男性は回答を得た中の35%、女性にいたっては56%・・・。つまりは、自分の思うような相手であることを望んでいるということ・・・そして、さらに、「暴力を受ける側にも悪いところがある」と考える人も回答を得た中10%いたということ。つまりは、許される暴力があると、暴力をふるうだけの事を相手がしたからだと思う人がいる、ということです。これがDV、デートDV にある背景です。この感覚が暴力を許す、拡げる原因です。これから、交際を経て、結婚をと考えている人たちへ・・・。相手をよく見て!相手をよく見て!「?」と思うことはありませんか?「嫌だ」と思う、「怖い」と感じる言動はありませんか?自分の気持ちを誤魔化さず、しっかり感じてください。別れを悟られないように・・・
男女とも回答を得たうちの50%が交際相手から肉体的・精神的な暴力を受けた経験があると答えているそうです。
デートDVは、配偶者や内縁関係者の暴力を規制するDV防止法が適用されないため、その対策が難しいものと言われています。
と、言うよりも、それ以前に、交際中はそこで起こる暴力に対する認識や相手を傷つけているという意識がとても低いように思います。ひどい暴力に対してすら、犯罪意識が低いかもしれません。
デートDVの状況を友だちに相談をしたという人が55.5%(複数回答)いたそうですが、42.7%は誰にも相談していないとか。
恐怖や危険と同じくらいに、戸惑いとか、そのことを理解できない、そんな状況でもあるかもしれません。
暴力を受けている、と感じていない、感じられない、感じたくない状態とでもいうのでしょうか。
デートDVの内容は携帯に絡んだものが多く、「電話に出なかったり、メールにすぐ返信しないと怒られた」、「着信・発信履歴を勝手に見られた」、「1日に何度も行動を報告するよう命じられた」などや、「行動を制限される」、「言葉で嫌な思いをさせられる」などで、男性では「機嫌が急に悪くなったり、優しくなる相手にいつも気を使わされる」というのも多かったようです。
相手を束縛するようなことが多いように思います。
ときに、交際中はそれを「愛されているから」と勘違いします。
男性が「機嫌が急に悪くなったり、優しくなる相手にいつも気を使わされる」と感じている交際中。「わがまま」は「可愛い」と同じではありません。「何でも言うことを聞いてくれる」ことは「相手が無理をしているかもしれない。我慢しているのかもしれない」ことです。
だから、この男性感覚が「いい加減にしろ」となったとき、暴力が起こります。
そして、心配なこと。「恋人が自分勝手な行動を取ると不愉快」と感じる男性は回答を得た中の35%、女性にいたっては56%・・・。つまりは、自分の思うような相手であることを望んでいるということ・・・そして、さらに、「暴力を受ける側にも悪いところがある」と考える人も回答を得た中10%いたということ。つまりは、許される暴力があると、暴力をふるうだけの事を相手がしたからだと思う人がいる、ということです。これがDV、デートDV にある背景です。この感覚が暴力を許す、拡げる原因です。これから、交際を経て、結婚をと考えている人たちへ・・・。相手をよく見て!相手をよく見て!「?」と思うことはありませんか?「嫌だ」と思う、「怖い」と感じる言動はありませんか?自分の気持ちを誤魔化さず、しっかり感じてください。別れを悟られないように・・・